※2016年エイプリルフールネタ。会話文。
もし主人公が希望(?)に満ちあふれていたら。
◎遊矢
「遊矢! 私新しいデッキ組んだんだ!」
「エッ!? ええ!??! 今なんて?!」
「だ~か~ら! 新しいデッキ組んだの!」
「え、あ、じゃあ、あの、お兄さんとのあれやそれやは……?」
「そんなものはない」
「ええー!? ないの!? 嘘でしょ!? ズルズルと引きずったまま2章に入ったのに!?」
「2章とか言うな」
「ごめん。で、デッキって一体何を組ん……」
「EM竜騎士」
「お、遅い! レギュレーションによってもう何もかもが手遅れだけど確実に殺意だけは感じるデッキ……! というかEMって俺の……」
「せっかくだし、デュエルしようよ」
「え? う、うん……」
「や、やばい……なまえがつよい……手遅れだとしてもそれでもこの強さ、今までの#名前#に比べたら桁違いだ……」
「私の勝ちだぁあああ」
「お、俺の……EM……つよい、なまえなんて、なまえじゃない……」
「おいこら」
「もう、なまえにEMで負けるなんて……最早ヒロインになるか闇堕ちする未来しか俺には残されていないのかッ……!」
「おいおい、君こそが主人公だろう」
◎志島
「志島! 私にエクシーズ召喚教えてよ」
「えっ?」
「本当は、自分で習得するべきなんだろうけど……でも、このまま意地張っててもしょうがないし」
「や、やけに素直だね……風邪でもひいたの」
「いや?健康体だけど?」
「そうだね、そうなんだろうけどでも……いや、君の考え方が前向きになったのは良いことだと思うけど……」
「この際クラブレを使ったレベル4軸のエクシーズデッキにしようと思うんだ」
「まって」
◎黒咲VSエリート三人組
「待って!」
「何だ貴様」
「これ以上皆を……仲間を傷付けることは許さない……! 私が相手だ不審者め!」
「わ、私達って、仲間だったかしら」
「いや友達ですらないんじゃないか」
「そんなこと言わないでよ光津さんクソ志島! ここは私に任せて君達は寝てな!」
「こんなに安心して寝れない任せては初めてだぜ」
「貴様もLDSなら容赦はしない。例え雑魚でもな」
「理由はどうあれ、雑魚でも許せないものがあるんだよ」
「なまえはそんなこと言わない」
「あの子の目……き、キラキラしてるわ!」
「主人公オーラ出てるよな~俺並みに」
◎赤馬
「赤馬社長! 私、強くなりますから……絶対に強くなって、兄を越えてみせる!」
「……大丈夫か? 頭でも打ったのか?」
「それどういうことですか?」
「そのまんまの意味だが」
「越えろって言ったのは社長ですよ」
「……いいからその青眼デッキから手を離すんだ」
◎刀堂
「ダンセルが帰ってきたよ!」
「いや帰ってきてねぇけど?」
「帰ってきたんだよ、ほら、済んだ目でこのリストを見てご覧!」
「(エイプリルフール企画だこれ……征竜もいるし……)」
「ほら! 刀堂! ダンセルが!」
「帰ってきてません」
(刀堂の往復ビンタ! きゅうしょにあたった!▼)
「絶対にゆるさねぇ……ドン・サウザンドォ!」